正直、もう未完のままかな、と諦め半ばでした。
第二部終了からほぼ10年近く……
ファイルの保存年月から察するに、そのくらい間が空いてしまいました。
続き待ってますとコメントくださった方の大半に届けられなくて心苦しい思いでいっぱいです。(いつか、再び弊サイトを思い出して戻ってくださることがあれば、まだ同じ場所で同じことやってたんかい!とご笑納いただけたらうれしい限りです。)
こんなに放置してしまって、もう続きを書く意味もあまりないかな……という思いもよぎりつつ、ほかならぬ、自分自身のために書きました。
ほかの方はどうか知らないんですが、わたしは文字にして形に定めるまで頭の中で不定形の物語が流れっぱなしで、つまり、この10年、わたしの頭の中では、形の定まらない無数の物語が流れ続けていて、正直もう氷河の幸せ考えすぎてしんどい。
だめだ、これ、形にしないことにはわたしのシベリア終われないんだ。
かろうじて創作できてるうちに(正直、長編を書く気力体力はもうほぼない……)、と一念発起したものの。
力不足を痛感しています。
自分のため、ということでどうにかまとめたものの、貴重な、数少ない読者様のご期待に沿えるものとなったかはとても自信がないです。
これだけ待ってこのオチなのかとがっかりされるかな、思っている展開じゃないかな、と不安いっぱいの第三部再開です。
(更新、久しぶりすぎてタグのつけ方とかもうすっかり忘れてしまいました。全部きちんと設定できたかも全然自信がありません。ちゃんとリンク貼れてないよ、とか、ここのタグおかしいよとか見つけた方はこっそり教えてくださるとうれしいです!)
たいていの長編は一話書いたらその先の展開が決まってなくてもわりとすぐアップしてました。
どこに着地しても自由な話はそれであまり困らなかったんですね。自分でも思っていなかった場所に着地するのも結構楽しくて。
サンサーラはここに着地したいという明確なラストシーンが第一話の時点から決まっていて。
そこに至るまでの流れはなんにも決めずに、単に、年下なカミュにぐいぐい迫られる氷河いいよね!あ、でも、カミュ死んでた期間をひとりぼっちで過ごすの可哀想だからそこは兄さんフォローしてほしいかな!三角関係っていいよねー!くらいな、とんでもなく軽薄なノリだけで書き始めたんですよね……
単一カプ推しの方にはほんとにごめんなさいなんですが、正直、どこのカプに落ち着くか、書いてる本人もわからないような複数カプ混ぜもの話、ほんとに好きなんですね。書くのがあまりに楽しくて、10話くらいで終わるはずが、筆が乗ってしまい、予定外にいろんなエピソード重ねてしまい。
それだけでも着地点を見失うのに十分だというのに、10年近くのブランクです。さすがにここからピンポイントで着地できる気がしない。
なので、ちゃんとエンドマークつけられるか本当に自信がなく、とりあえず、着地できそうな見通しが立つまでとにかく書いてみようと思って、2025年はひたすら書きました。
まだ最終話まで書ききれてないけど、でも、多分、自分が思い描いていた地点の近くになんとなく着地はできそうかな、という見通しが立ったので、連載再開してみることにしました。多少の齟齬、矛盾、筆致の変化などは、そんな事情によるものなので大目に見ていただけると幸いです。
お話紹介にあるとおり、これは転生後のカミュと氷河の物語です。
大人の一輝がだいぶいい兄さんすぎて、第一部と第二部では兄さん人気がすごく、一氷でのエンディングが見たいというコメントもたくさんいただきました。
正直、わたしも一氷好きなのでめちゃくちゃ悩んで心が揺れました。マルチエンディングにしようかな、とか……思っていたとこに着地しないのもアリなのかな、とか……
でも、やっぱり初志貫徹です。これを書いてしまわないことにはわたしのシベリアがどうしても終わらないし始まらないので。
第二部までの一輝の活躍を思えば一氷エンディングはないよ、というのは、とても興ざめなネタバレだと思いますが、カプに関しては取扱いに地雷な方もいらっしゃると思うので、あらかじめお伝えしておきたいと思います。(そもそもサイト自体がわりと地雷のない方向けのつくりになっていますが念のため!)
一氷エンディングはないけれども、一輝の出番はもうちょっとあると思います。険のある部分がとれた、包容力のある大人の一輝、わたしが好きなので。カミュはいくつになっても(こと、氷河に関しては)大人げないんだろうと思いますが笑
えーと、カミュが13歳、氷河が27歳、シベリアに場所を移してからの再開となります。
月1回程度の更新を目標に、年内にエンドマークをつけられるよう、ゆるゆる更新していきますので、お時間のある方どうぞおつきあいください。