GA

みなさん、派生作品はどこまで読んでらっしゃいますか?

実はわたしここ数年は忙しすぎてめっちゃサボってて。
LCもセインティアも途中で追いかけきれなくってそのままです。コミックスだけはかろうじて買うだけ買って積読になっていたんだけど、それも途中からアヤシイ。同じ巻を2つ買ってしまってたり、間が抜けて次の巻を買ってしまったり。読みたい、読まなきゃっていう意識はあるから、見かけたら買うんですけど、落ち着いて開く時間がない。
ちなみにNDすらもだいぶアヤシイです。氷河回以外はちゃんと読んでるとは言い難い。NDに関しては、読むと多分NDの世界観での創作をしたくなってしまいそうで、これ以上半端にあちこち手をつけちゃだめだと思い、意図的に封印しているところもあります。

で、です。

エピG。
実はいろいろある派生の中でエピGに関してはわりとテンション低めです。(でした?)
派生の中でも、設定やビジュアルがすごくオリジナル色強くありません??
エピGは特にリアの独壇場って感じで、特別リア推しではないわたしは、わりと淡々と読んじゃったというか。最後まで読み切れなかったというか。

で、そこからのGAですよ。
上記の状況でLCもセインティアも時にはNDすらも追えない状況だったので、少ない自分時間はできれば厳選してこれ、というものに使いたく、オリジナル色強いGAの優先順位はわりと低めでした。シュラがメインって聞いて、ふーん、みたいな。

ただ、バーテン氷河が出た時だけはギャー!と騒ぎました。
現金な話ですよねえ。都合いい時だけ大騒ぎ。ほんっと節操なしですが萌えましたすみません。
しかし萌えをもらうだけもらっといてその後はすっかりまたさぼっていたわけなんですが……

すみません。
またしても現金なことに大騒ぎする時が来てしまいました。
途中をちゃんと真面目に読んでなくてほんっとにすみません。

ここ2~3週間のGAシベリアターンに毎週瀕死になってます。

や、や、やばくないですか~!?
先々週あたりからGAにシベリアターンが来たというのを聞いて、うーん、結局読めてなくてストーリーわからないんだよなあ、まあ一応見てみる?なーんて思いつつテンション低く公式サイトへ跳んでぶっ飛んだ。

なななななななんですかこれ、ぜんっぜん話が見えないんですけど、ストーリーについていけるいけない関係なしに問答無用で心臓鷲掴みなんですけどーーーーー!?泣くんですけどーーーーーー!?

はい、節操なし一丁上がりです。

やー、あれですよ、多分ね、あんな、どストレートに原作の行間部分にぶっこんでこられたら、解釈違うなーって人もいると思うんですよ。
わたしも、自分脳内キャラ解釈と完全一致でしたとは言いません。
が、問題はそこじゃない!

なんていうか、恐れず、ど直球でシベリア問題に踏み込んできた岡田先生の心意気に持って行かれた感じです。
そしてその解釈と展開に、悶えました。ああああ、そういう、そういうー!?みたいな。あまりにストライクど真ん中すぎて、二次でもそこまでの直球投げる勇気ある人いないけどまさかの御大公認の方がそこ、そこにきたー!?みたいなみたいな。

ネタバレになるので、多くは語れませんけども、でも、でもあの、これ、わたしコミックス買って履修し直します、きっと。
時間なくていつになるかわかりませんけども、何がどうなってあんな展開になったのか、真面目に追いかける~。そして考察わたしもする~。

そういうエネルギーをめっちゃいただきました。わーい、シベリアありがとう。
(未読の方でご興味ある方いらっしゃいましたら、まだ公式サイトでシベリアターン無料で読めますので探してみてください。)

あとあと、腐的には全裸聖衣が気になりました笑
あれ、絶対穿いてませんよね??
小学生男子のように、こ、このコマ、この角度、見えるんでは……!?とめっちゃ目をぎらぎらさせて隅々まで確認してしまいました。うーん、これは楽しい。

Ω観てたころのわたしはもっと派生に対して見る目が厳しかったと思うんですよね。
仮にも星矢の名のもとに作品を作るなら、最低限、そこは原作踏襲しようよ!みたいな突っ込みしまくり。そのキャラはそんな行動取らないでしょうよ!!みたいな。
でも、Ω見てーLoS見てー黄金魂見てーセインティア見てー水滸伝見てーアサシン見てーってしてるうちに、なんかもう、このお祭り状態、楽しんだもの勝ちじゃね!?って域に到達してきました。
派生作品を通して、新しい良さに気付くこともありますしね。
あまりにも、商業主義に走っていて作品に対して愛も尊敬もない、人気の黄金聖闘士出しときゃ売れるだろ、みたいな作り方されたらすごくがっかりしますが、そうでないなら積極的に萌えを取り入れていきたいと思います。

原作の連載が終わって何年にもなるのに、未だに新しい派生が生まれ続けている、このすばらしき世界にかんぱーい。

 

 

春なので

4月ですね。
春は出会いと別れの季節。わたしも環境変わってアワアワしています。新しい環境に慣れるまでが緊張の連続でいつもめっちゃストレスです。
現実逃避についついいつもより多めに妄想に逃げたりして。

自分が書いたリーマンシリーズを読み返していましたが、この会社、もしかしてもしかしなくても超絶ブラックじゃない!?
残業しすぎだからー!
や、まだ、カミュと氷河がただの上司と部下なので、二人のエピソードを書こうとしたら、社内エピソードに頼るしかなくて、それで気軽に残業させすぎちゃったところはあるんですけども。
だからと言って、ご飯を食べに行く時間くらいはカミュに作ってあげないとだめでした(笑)
反省。シリーズの三作目(いつ書けるかわからないんだけど)は、社内エピソードだけじゃなく、アフターファイブをエンジョイするリーマンを書こうと固く決意しました。お酒の席とかいいよネ!
休日デートも!
わたし、ミロ氷はデートばっかり書いてるくせに、カミュ氷デートを一度も書いていない……!なんたること。カノンですら遊園地デート(保護者つきだけど)に行ったというのに。アイザックなんてちゃっかりお泊りデートまでしてるのに。
カミュ氷は、自分の中で、先生がお亡くなりになっている状態が最大萌え(いろいろひどい)なので、どうしても、こう、日常の幸せ風景を想像するのが難しい、のかもしれません。
しかし、リーマンシリーズなら、死ぬの死なないの関係ないのでいける!
スーツ姿しか見たことないカミュとの休日デートとか最高に萌えるよね~~!うわー、カミュ、そんなラフな格好もするんだ、ドキドキ、みたいな。
休みの日でもスーツ着こなしてそうなイメージのお堅いカミュが、意外にも、歳相応の若者ふうファッション、場合によってはさりげなくアクセサリーとかつけてきたりしたら、萌えません!?
そんなんなんだ!?そんなんなんだ!?そんなんなんだ……!?(三度見)
あ、アクセサリーってLoSカミュみたいなヘアアクセサリーじゃなくてですよ(笑)
男性ファッション疎いのでさっぱりわかりませんが、成金っぽいやつじゃなくて、風水っぽいやつでもなくて(笑)なんかこうオサレげなやつ。

仕事中はすんごい怖いのに、休日は激甘モードだったりしたらこれがまたいい。仕事の時は当たり前っちゃ当たり前だけど、基本、何でも自分でさせられるわけで。だってそうしないと氷河が仕事覚えられないから。なのにさ、休日のときはもう、車のドアひとつ氷河には開けさせないの。甘やかしまくり。
そんで、そんな、激甘な休日を過ごした後の月曜日、出勤したらいつものきっちりしたカミュがいて、朝イチからいきなりミス見つかって叱られたりすると凹むでしょ。なのにさ、残業してミスをリカバリーしようとしたらさ、カミュもなんだかんだ理由をつけて一緒に残ってくれて、帰りは人目を憚りながらこっそり送ってくれたりするわけ。わりと混んでる最終電車、扉のところに手をついて氷河のために空間を作ってくれて、また寝坊されてはかなわない、着いたら起こしてやるから少し眠れ、などと言われて支えに腕を貸してくれたりしたら、もう、キュンするわドキドキするわで大変で、いや、こんなの眠れるわけがないから俺、とか思ってるのに、疲れてるし電車の揺れ気持ちいいし、カミュがあったかいしで、うっかりうとうとして、ハッと気づいたらカミュ先生の腕にがっつり抱かれてたりするよね~!!すみません、俺、と真っ赤になって離れたら、カミュは、腕が痺れた、なんて言って少し笑って、そして小さく欠伸をするの。そりゃそうだ、カミュだって眠いもんな、なのに、俺を送ってこれから帰って……って、え?カミュの家、こっちの方角じゃないのに、これは最終電車で、え?え?もしかして、もしかして、俺、とっ泊まっていきますかとか訊くべきなのだろうか!?!?!?と氷河大パニック。(カミュはこの後タクるつもりなのだ、安心したまえ。)
そういう、おつきあい前の、オンモードとオフモードが微妙に入り混じった、悶えるようにもどかしい、社内ラブが書きたかったんでしたそうでした(白目)
……………いつか書く!(フラグ)

カミュ先生とのデートを書くなら図書館デートだな。あんなのとかあんなのとかいいよネ~。
動物園デート(ミロ氷)、海水浴デート(ミロ氷)、映画デート(一氷)、遊園地デート(カノ氷)、クリスマスデート(ミロ氷)、お泊りデート(ザク氷)……ここにカミュ氷で図書館デートを加えて、さらにカノ氷で水族館デートを加えたい。
ドライブデートにタンデムデートに、お花見デートに……考えただけでわくわくしますねっ。

自分自身は、ひたすらおうちで漫画読むデートがすきですが(それもう相手いらんやろ、おひとりさまエンジョイでよくない?という)、脳内の彼らにあらゆるところに出かけてもらっていちゃこらさせたいものです。

 

師弟あれこれ(腐)

前回からの続き、ただし盛大に腐ってます。

カミュ氷ってどこで恋愛感情になったんだと思いますか?
(どこにおいてもなってねーよ!?という突っ込みは自分でしております)

師弟関係っていうのがなー、うーん、うーん。
そこに別のものが混じって欲しくないというか、師弟関係は師弟関係で完結しているから美しいのであって。
完璧な師弟関係であることにすごく萌えを感じているんですけど、こちとらかなり年季の入った腐女子なんですよ……!男2人見れば脳内でお試しセッさせてみて攻受判定してみたくなるくらいにはど腐れた自称女子なんです。不純物の混じらない師弟関係に萌えていても、それとこれとは別で二人を軽率にセッさせてみたいんです。サ、サイテー。

でもね、でもね。
思ったんですけど、セッ、別に恋愛関係でなくてもしてもよくない?(さらにサイテーな結論だしたぞこいつ)

好きです、俺もだ、みたいな、甘ーい感情を確かめ合うための愛あるセッもいいですけども、言葉以外のコミュニケーションツールの一つとしてのセッ、あってもいいかと思うのです。なんだろう、不器用な男同士、言葉ではわかりあえない感情を共有するための手段であったり、喧嘩代わりであったり。(余談ですけど殴り合う代わりに主導権を奪い合うセッとか最高じゃないですか……)男女間にあるような甘いものはなくてもいいんです。

カミュと氷河、修行時代には、気持ちは通じ合っていないと思うんですよね。
両片思いのような。いや、そもそも恋愛感情的なものすら抱いてないような。

氷河→カミュの大好きはあくまで先生として。
小犬が母犬にまとわりついているような延長で、憧れと、尊敬の入り混じった、だいすき。
一方のカミュも、氷河に関して感じる「いとおしさ」は、多分、同情的な意味合いが大きかったような気がします。一途すぎていたいけで胸が痛む、みたいな。
わたしはカミュ先生を死ぬほど好きなので、あんまそこ、幼児時代から知っているような少年に性的興奮を覚えるような先生でいてほしくないんですよね。

シベリア修行時代は、だから、ほんとうに、ただの、師弟関係だったのだろうな、と思います。

んが。

ただの師弟関係でもセッして悪いことはない……!!(えー)

お互い欲情してどうこう、とかではなくて。

アイザックのこととか、聖域のこととか、マーマのこととか、父親のこととか、将来に抱えた不安とか、過去のあれこれとか、色んな感情がもう器に収まりきらないほど溢れかえって限界値を越えて、そのどうしようもない感情の放出先としてのうっかりセッ、あると思うんです……!あくまでうっかりね、うっかり。

氷河は当然行為の意味なんかわかっちゃいない。けどもうあれこれ思い悩むのに心が疲れ切っていて、なんかわからないけどカミュが好きだし気持ちいいし、あーもう身を任せとけーみたいな。
カミュの方は困った事にやや自分のしていることを理解はしていて、そして、氷河が恋愛感情から自分に縋っているわけではなく、自分の方も氷河を恋愛対象として見ているわけでもなく、かといってただの性欲発散というわけでもなく、じゃあこれはなんだ、みたいなわけのわからなさに支配されていて。してはいけないこととは理解しているんだけど、なぜだかわからないけどそうせずにはいられない、みたいな。

アイザックを失うという極限状態を互いに乗り切るために、言葉では何も慰め合うことなんかできないけど、でも、どうにかして互いを癒さずにはいられなかった、そんな、うっかりセッ。

氷河はよく理解していないから、出すもの出してとりあえず身体はすっきりしたら、心が軽くなったような錯覚に陥ってしまって、またしたいなとか思っちゃうんだ。現実逃避ね。
でも、カミュは多分、現実に戻って後悔するんだろうな。師である自分を貫けなかったことを後悔して、だから、より一層、厳しい師であろうと自分をますます追い込みそうな気がする。

で、ですよ。

こんな二人が戦って、死に別れることになる。

カミュは、氷河が大きな壁を乗り越えたことを心から安堵して、一つの重圧から解放されたと思うんですよね。
もう師であることで自分を縛る必要はなくなった。氷河の前では常に完璧でなければいけないとしていたけど、氷河が庇護するだけの存在から、自分と対等の存在になったことで、もう、そんなふうに自分を追い詰めなくてもよくなった。
カミュがもしも恋愛感情を氷河に抱いたとしたら死の瞬間、そこだけだったかもしれないな、と。
自分を師という重圧から解放してくれた氷河に対して、本当にいとおしい存在だ、と、「弟子」への愛がほんのり甘く揺らいだかもしれない。

一方の氷河は、というと。
十二宮戦中は無我夢中でそんなこと考える余裕もなかった。
カミュがいなくなってしまってだいぶ経ってから、氷河はようやく、自分にとってカミュがどういう存在だったのか、遅れて自覚してしまうんですよね。
ポイントは星矢たちの存在なんですけど。
カミュが特別なのは言わずもがなだけど、星矢たちも氷河にとっては十分特別な存在で。
どっちがより大事とかではなくて、氷河の心の隙間を埋める部分が違っていた、と、そんな感じ。
星矢(弟)たちを守ってやらなければ、と思えるようになって初めて氷河は、生きるための力を、死んだ人間以外のものに置けるようになったんです。
星矢だったり、瞬だったり、仲間を必要とし、必要とされて、俺は生きなければ、と氷河は逞しく成長する。
死んだ人間や、導いてくれる師の存在に依存しなくても生きていけるようになった氷河は、初めて、ちゃんと氷河として完成するんです。
カミュに依存しない状態で氷河は初めて、罪の意識からの逃避ではなく、疑似家族としてではなく、カミュという人間が自分にとってはどれほどかけがえのない存在だったか、単に師であることを越えて、どれほど心の支えになっていたか、やっと気づく。

気づいても、カミュはもう永遠に戻らない、みたいな。

だから、我が脳内のカミュ氷は、死後にようやく双方向の気持ちが一致するカミュ氷です。
自分で書いてて号泣ものだけど。

この後の氷河を無性に甘やかしたくなるんですよ、だから。
軽率に総受でも許してほしい。
海界後はミロに甘やかして欲しいし、聖戦後は一輝なり、貴鬼なりに甘やかして欲しいし、死んでなかったカノンでもアイザックでも、とにかく誰か氷河を甘やかして欲しいー!
いや、氷河は誰の助けも必要としてなくて、過去の思い出を抱えてささやかな幸せを感じて生きていきそうな気もしているんですけど、わたしが甘やかしたい!!
復活設定でカミュといちゃこらさせるのが一番話が早いのはわかってるんだけど、「気持ちがすれ違ったまま死に別れた」ことが自分の中のカミュ氷の最大萌えになってしまっているので、復活設定だと、なんだか途端に萌えの方向性が迷子になるというジレンマ。難しくて自分ではなかなか書けないので、夜な夜なネットの海を徘徊しては糖分を補給する、そんな日々です。

あー、ほんとに師弟だいすき。
どうにかしてここを甘くいちゃこらさせたい。カミュ氷書きたい。でもミロ氷も書きたい。うだうだ言わずにとにかく次を書けー!今、そんな感じです。ちまちまとがんばってみます。