メリークリスマース!
12月怒涛の勢いで書いたはいいけど、さすがに年内最後の更新かな?という気がします。年賀状も大掃除も全然まだまだです。
カノ氷編が終わったところで年を越すのが区切りとしてはきれいかなって思いましたが、忙しくなるとすぐに自由時間飛んでしまうのでUPできるときにできるぶんだけどんどん更新しておきます。数か月単位で更新飛んだらそのときはすみませんということで……。
書きたいところだけ書くので、前話からいきなり話が飛びます。
【中盤あらすじ】
さて、前話までのような流れで初体験を迎えてしまった氷河ですが、その後も、カノンは相変わらず大人の余裕でフォローを入れてくれ、カミュ先生とは、プライベートレッスン時、落ちた消しゴムを同時に取ろうとして手が触れてしまったりだとか、プールサイドで滑りかけたのを抱きとめられたりだとか、中学生ですかってくらいのほほえましいドキドキエピソードはあるものの、でも、そこは概ね、清く正しい教師と生徒の距離を保ったまま進展のない日々を過ごすのです。(ちなみに初体験後数日間は、いつもはブーメランビキニの氷河、フルレングス水着にラッシュガードっていう不自然なほどに全身を隠したまま部活をしていました。カミュ先生がそのことに一切触れないものだから、氷河は、虫に刺されて、とか、日焼けが痛くて、とか用意していたたくさんの言い訳を言わずに済んだのでした。カミュ先生の内心は……概ねご想像のとおりです)
抑制剤を飲むようになって、氷河の気持ちはかなり楽になるのですが、ただ、残念なことに副作用はやはりあって、発情期と思しきあたりは、薬の作用と体質がせめぎあうのか、ひどく頭痛がするようになるのです。授業どころか、化学準備室にも行けないこともあって、保健室か校務員室で過ごさないといけないのが、近頃の氷河の悩みと言えば悩み。
そしてもうひとつ、今度は別の問題が起こる。
進路問題です。
進学はしたい。けど、先立つものがない。実は、氷河の母は早くに亡くなっていて、氷河は一人暮らしなのです。書類上は、保護者は父親だという形になっているのですが、単に名前貸しだけの父であって、進学費用どころか生活費すら出してもらっていない。書類的には保護者がいることになっているため、この事実は誰も知りません。(カノンは薄々勘付いていますが、彼は、不必要に深く踏み込んでは来ない。頼ればもちろんなんとかしてくれることは氷河の方もわかってはいるんです。カノンの自宅も愛車もどう考えても桁違いのセレブ感でていたし。だけど、金銭的なことを他人に頼ってはいけないという分別は氷河にはちゃんとあるので、抑制剤を手に入れてもらっているほかは、カノンに甘えることは決してしていない)
担任の教師に、就職か進学か選べ氷河よ、と言われ、悩んだ末、進学費用を貯めるため、アルバイトを始めることにするのです。
朝は新聞配達、そして部活が終わった後は夜の街へ出て………
というところから始まる、ミロ氷ターン。担任教師の登場と、まさかのバーテン氷河ぶっこみ。カオスになってまいりました。
カノ氷ターンとはテイストまで変わって、明るいラブコメちっくになってます。雑記だから!俺は自由だー!
あ、ミロ×モブ(女)要素あるような??掛け算というより足し算なのか??どの程度の接触で注意書きいるのかわからないけれども、女性の登場人物と口をきく時点でNGという方も世の中にはいるようなので念のため。
そして、未成年の喫煙も飲酒も(おせっせも?)、全く全く、推奨する意図はございません。こちらにおいでくださっている方は、虚構と現実の区別がきちんとつく、大人のみなさまばかりと思いますので、わざわざ注意書きするのも失礼かと思ったのですが、念のため、ご了知ください。