リーマンep3④追加しました

今日も更新に来ました!えらい~!
孤独なオタク作業、誰もほめてくれないので自分でほめていくスタイルです。
仕事も大人になるとできて当たり前で誰にもほめられないので、定期的に同僚とほめ合います。
「さすが」をいちいちつけるのが、わたしたちの間のブームなのですが、とてもおすすめです。
たった3文字ですが、日頃からあなたの能力を認めていますよ、常に尊敬していますよ、ということをここまで端的に表現できる3文字もない。
「もうできたの?さすが!」「さすがのクオリティです!たすかります」
ほとんど口癖みたいなものです。
コピー用紙の補充をしてくれただけで「さすが気が利く~!」ってその程度です。
が、それでも、ふふっと気分が上向いて、よっしゃまた頑張るかという気になりますし、人間関係も円滑です。
それはともかくとして。

更新のために数か月前に書いた文章を読み直して、あー、この回、すっごい苦労したんだった、と思い出して嫌な汗を流しました。
文章が少し読みにくいかもしれません。多分まだ迷いがあって直す余地があるのだと思いますが、どこを直したらいいのか考える心の余裕もなく、そのままとなっています。編集者欲しい、的確に赤を入れてくれる萌えに厳しい編集者……

リーマンシリーズは数年ぶりに書いているわけですが、書くにあたって一番苦労したのは、過去の自分との解釈違い。
ミロこんなこと言わないだろう、カミュこんなことしないだろう、これは氷河じゃないだろう、の嵐。
というか、この数年で、自分のコンプライアンス意識がすごい高まってしまってですね。
当時は気軽に二股オッケー、だって総受だしな!総攻でもいいし、なんなら両刀でもええで!がはは!のひとだったのに、今のわたしは、うちの子一途なんで!!!攻め様も一途なんで!!!三角関係はマストだけど当て馬はいやだ!!!というわけのわからない気難しいこだわりマンになってしまい。(つまり腐女子としてだいぶ拗らせた)
当時だってめちゃめちゃ楽しんで書いていたわけなので過去の自分を否定したくはない。
なにより、シリーズものとして同じ時系列で書いている以上、前話からの流れは踏襲しなければならない。
しかし、今の自分のこだわりも大事にしたい。

今の自分の萌えポイントは確保しつつ、同じシリーズとして、うまく繋げられるかどうか……多分、そのすり合わせを必死にやっていたのが本日の更新部分だと思います。

で、そういう四苦八苦があった上で、今のわたしのキャラ感語らせてもらうと、カミュ先生ねー
カミュ先生、おフランスのひとだから、特に恋愛感情なくても、無自覚にさらりと甘い殺し文句言っちゃうかなーなんて思ったり。
ハローと同じノリでマ・シェリだのモナ・ムーだの真顔で言えるひとだと見た。
「心配だから家まで送る」くらいは、氷河相手でなくとも無意識に言っちゃう。
エスコートだって自然に出ちゃう。
でこちゅーなんか、「よくがんばったな」程度のご挨拶ですよ!しらんけど!
が。
自分の気持ちを自覚してしまうと却って言わなくなる。
頭で考え始めるともう言えない。
意識していない時は2人きりも平気なのに意識し出すと急にぎくしゃくするアレですよ……中学生か!
なんか、そういう、ちょっと人間関係不器用な感じのカミュ先生だとわたしがすきです、という話です。
急に冷たくなったカミュ先生に氷河がしょんぼりするのが、カミュ氷の醍醐味。それ、進展してるやつですからー!うひひ。
おつきあい始まった後のべったべた甘やかしタイムの妄想が捗るネ!☆

で、一方のミロカミュ。
(便宜上ミロカミュと書いておりますが、カミュ先生も我が家では基本的に左側の方です)
これがまた難しかった。

ミロに妬いてるのか氷河に妬いてるのかわからないようなカミュ先生を書きたいな、と思っていたんだけど、書いてみたら思ったよりしっかりミロに妬いてしまったから、我が家ではやっぱりミロカミュではなくカミュ氷なんだなってわたしが再自覚してしまったわけですが。
でも、どっちにも妬いてるんだろうな、と思ったりして。
そういう意味では、単なる友情と呼ぶには、ミロとカミュの間にあるものはやや逸脱しているんだろうな。
いやもうそれ、肉体関係があった方がいっそ健全なのでは!?みたいな精神的に濃い繋がり希望です。
戦いの最中に、心情を代弁しちゃうくらいの二人だから。
いわゆるブロマンス、です。
ただ、酔った勢いでもいいから身体を重ねられるかって言ったら、ミロはアリだったけどカミュ先生はナシだったんだろうな、と。
形的にはミロが振られたような形になったかもしれないけど、喪失感はカミュの方が大きかったと思われる。
振った方が痛みがないかというとそうでもないんですよね。
嫌いだとか無関心だとかならともかく、唯一無二と言っていいくらいの仲であったればこそ、カミュの方が苦しいだろうな。
その苦しさを氷河で埋めようとしなかったカミュをほめてあげたい。(なにもの目線??)
で、ただ、肉体関係を伴わない濃い繋がりって、却ってやっかいじゃありません??
しかも結局、この大人たちったら今回もまた「すきです。つきあってください」「ことわります」
ってプロセスを踏まずに済ませてしまった。
で、大人であるがゆえに、会社で顔を合わせても今までどおり、なわけじゃないですか。
氷河がもしカミュ先生とおつきあいするようになったら、これ、やっぱりずっとミロに嫉妬し続けないといけないと思うなー。
なんておいしい……(え?)
肉体関係でもあれば、「今はもう何の関係もない」ことは証明できるけど、昔も今も何もない、
好きなのはちゃんと氷河だけど、それとは別枠でミロはやっぱり特別に信頼しているなら……うーん、これはさんぴーを推奨するしかない。(え?)

っていう、わりかしふざけた理論の元に書いた4話目、よかったら読んでくださいっ。