シンとか

亀の歩みでしか書けていないので息抜きに日常のお話です。

お休みの間読んでいた作品、あまり多くないけどいくつかあります。
呪術は本誌で読んでたんですけど、今はコミックス派です。
年のせいか、1週間があっという間に過ぎるので、週刊誌だと買い忘れて追えなくなるんよ……
(ていうか、週刊誌で連載している作者さんたちすごすぎない???お身体大事にしてほしいです。)
コミックスなんて2か月とか3か月に1回なのに、それも少し追いつき損ねていて焦っています。
五条先生が再登場したらぜひぜひ教えてください。

最近のおすすめはハコヅメです。
腐的にどうこうじゃなくて、作品としてこれは大変よい物語と思います。
11巻くらいまでは特になんてことないギャグマンガかな?みたいな感じで、暇つぶし的にポツリポツリと読んでいたのに長編シリーズに入ってからがヤバかった。
えっ、待って、これってそういう漫画だったんだ、笑っちゃったあのシーンとか、あれとか、全部ここへ繋がってたのか、と慌てて全巻大人買いの一気読みです。電子で全巻買った上に紙コミックスも買った。
登場人物全員だいすき。
警察もの好きなので、内情がわかるという意味でもバイブルなんですけど、働く女性、いや、男性にも、これはみんなに読んで欲しい。
いや、働いていなくても人間にとってだいじなことはぜんぶここにある!ような気がする!
と、勝手に思っていたら、最近受けた研修で、講師の先生がマネジメントの教科書として激推ししていました。
管理職全員に読んで欲しいそうです。わかる。わーかーるー!
漫画としてもとても面白いので、機会があれば読んでみてくださいっ。
(しかし、来月には第一部完でお休みに入るようです。ううう、伏線のあれとかあれが気になるけど第二部が始まるまでがんばって生きる…………スラムダンクの第二部再開もかれこれ四半世紀以上待っているけど……)

前回雑記のあと、わたしと趣味が合いそうだと言っていた、子どもの友達が我が家に来ていて、
「映画行きたいんだってね、先週公開の……」
「うん、『バブル』!」
「シン……え?」
という会話があったことを報告します。
あーっ、公開日同じだったか、そっちかあ!?
盛大に勘違いしたまま、オタクコレクション部屋に案内するところでした。
あぶない、人生のトラップ、どこにあるかわからないな!
お仲間だと思って安易に油断はするなという戒めを得ました。オタ話できる友に飢えているのですぐトラップに引っかかります。気をつけよう。

ちなみに、シン・ウルトラマンはあの雑記の次の日にいてもたってもいられなくなってレイトショー狙って行きました。
観終わった後、早口でめんどくさいことをまくしたてる困ったオタクとなり果てていたという。
別に特撮オタクでもないくせに……なぜか……なぜかこう……ウルトラマンおそるべし。
そして今は、会話の最後に毎回「わたしの好きな言葉です」つけてしまうメフィラス星人が降臨しています。これがまたトラップなのは、オタ友と、メフィラスし合った後にうっかりリアル会話の締めに「わたしの好きな言葉です」つけてしまうことなんですよ………職場でうっかりやりそうで………
春に人事異動があって新しい人間関係の中に放り込まれてしばらくは緊張で絶対そんなミスしなかったんだけど、さすがに慣れてくると、素が出てしまう。
前職場では同僚や上司と仲良くなりすぎて最後の最後にグループラインでシャアスタンプを使うという痛恨のミスをして、「ゆいまさんなんでそんなスタンプ持ってんの」とザワザワされたからな。隠しても隠しても滲み出るオタク臭。
若い頃はなんかこうぶりっこ(死語)して、ふんわりと「女子です」という顔をして生きていましたが、そこそこ年を重ねた今、可愛らしさを演出する必要性もないしな……
むしろ素全開でオタク的知識を披露した方が面白がってもらえるのではないかという予感もしているのですが、以前、「いや~僕、先日、アニサキスあたっちゃって大変な目にあったんだよねえ」とポロっともらした上司に向かって、「アニサキスと言えば目黒に寄生虫博物館というのがあって……(以下、オタクの早口)」という、お前一体何オタクだよ、というドン引きの知識を披露して、とーぶん、「寄生虫好きのゆいまさん」という不名誉極まりない&完全なる誤解(行った、と言っただけで好きとは言ってない!)の称号をいただいていたことがあるので、口を開くときは慎重にしたいところです。
(鉄道だろうが、アニメだろうが、特撮だろうが、好きなものを極めるのはいいけども、会話の流れをぶった切って自分の持てる知識量全部披露せずにはいられない、というのがオタクのあかんとこだなと思うので、常に自戒です。ウルトラ初見の友に早口で怪獣の名前連ねてしまった後だけども!)