短編更新

シベリア月間、寒い上に雪が大変なことになっていますね。
早く春になればいいなと思いながら過ごしています。でも夏になったら早く秋になれ、と思うんだと思います笑

前回のカノン生存ルートの一部に引き続き、またまたとても懐かしいものを発掘してしまいました。
4年前に書いたザク氷(未満)です。片思い的な。
2014年の氷河誕にUPした「秘密をひとつ」の後日談的な続きのお話を2014年のザク誕にUPしようとして書いたもの……らしい。保存年月日によると。

UPしなかったのは(それともどこかでしましたっけ?もう自分が何をUPして何をUPしなかったのかも思い出せない)、全然アイザックのお祝いになっていないからだと推察されます。
この半年~1年くらい後には、アイザックは氷の海に消えるんだよね、と思うと、なぜだ、なぜこんなものを書いたのだ、と当時の自分の胸ぐらを掴みたくなります。
(よく考えたら、アイザックって、もしかしたらもしかしなくても氷河戦が生涯においてただ1度きりの実戦だったのでは……待って、それは反則、今すぐ幸せにしたくなってやばい)
多分、深いことを何も考えずに、隣に先生がいるという、とんでもない変態的シチュエーションを形にしたいだけの煩悩に従ってノリで書いたんだろうな。
煩悩まみれはいつものことで、「秘密をひとつ」の方も結構な変態的文章ですが、こっちはこっちでまあ大概です。外に出す時には煩悩出力抑え気味にしておきますが、基準がよくわからないので、大丈夫な方はご笑覧ください。

この後の氷河がカミュ氷なり、ミロ氷なり、誰か別のひとのものになってしまうとか考えたらあまりにもかわいそうなので、そこはお得意の、他のお話のどれとも別軸で!!と強く主張しておきたいと思います。
総受者を名乗っていますけども、同じ話の中ではだいたい1~2カプくらいまでで、それぞれのお話は別軸進行なんですよ~。(同じ話の中で氷河受が2カプも成立するのは全然別軸ちゃうわ!という突っ込みが聞こえそうですが、わたしのせいというより、だいたいどのカプにも出張ってくるカミュ先生のせいなので許して欲しい笑)

いつか、復活後、あるいは生存ルート後のザク氷で、しっかりと完遂させてあげたいなと、読み返しながら強く思いました。
片思いに見えるけど、「今は」ってだけだと思うの。氷河→カミュ先生はザク氷においては、憧れのようなものです。ティーンエイジャーの頃って先生だったり先輩だったり家庭教師だったり、やたらと年上の人に憧れたりしません?ほんのり初恋的な思いを抱いてるけど、でも、アイドルに憧れるのと一緒で、遠くから眺めているだけでいいというか。
氷河が本当に大事な人に気づいたら、切ない片思いの歴史の分だけ、きっとめちゃくちゃ幸せな生活が待ってると思うの!
ザク氷における氷河は、「俺とお前は同等だ」って顔をしてみせるくせに、一輝相手に主張する「同等」とは違って、全然意地っ張りじゃなくて、あっさりと白旗あげてしまいそうなところがいい。自分の気持ちに気づいたらとても素直にそれを告げそうです。
氷河が自分にとって大切な人に気づくまでがすごい苦難の道のりになりそうだけど笑
アイザックがんばれ。氷河の左目を奪えなかった君ならできる。
そしていつかそのことが報われるといい。

カミュも、ミロも、一輝も、氷の棺に閉じ込めるわ、アンタレス撃つわ、心臓抉るわ、容赦のないことといったらもう。どれもこれもほとんど致死傷。天秤座のソードがなければ、真央点を突かなければ、ロザリオがなければ、氷河は死んでいた。戦士として肚が座ったひとたちだな、ほんとにもう。
そこ行くと、アイザックは氷河に対して甘すぎた。純粋過ぎて、そして優しすぎたのかもしれない。(氷河に対してだけかな)
左目の傷痕を見るたびに、アイザックの思いをいやというほど知らされて、それは、氷河の心にずっとずっと残り続けるんだろうなと思います。
氷河から光は奪わなかったけど心は奪っていったとか何という男前……。

ああ、やっぱりザク氷もすき。ほんとにわたし節操ないな。何年たっても一押しカプが定まらない。全部好き。

びっくりするくらい甘々いちゃいちゃな聖戦後の二人、いつか書きたいと思います。